知っておきたい、表皮の構造とその役割とは?

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ターンオーバーなどの記事ではよく肌の構造について記載があったりしますが、スキンケアで問題となりやすい表皮については複雑で難しいところですよね。

なので、こちらの記事では表皮の構造について解説したいと思いますので、機能が分からないときなどに参考にしてくださいね!

表皮の構造を知っておくと、自分の肌質や起こりやすいトラブルについても分かるようになり、化粧品選びなどにも役立ちますよ。

ターンオーバーについてはこちら

基底層〜角質層の大切な役割!

表皮の構造は図のように、「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」のように分かれていて、それぞれに異なった役割があるのです。

では、各層でどのような役割があるのか、詳しくみていきましょう。

基底層(きていそう)

基底層とは、表皮の中で最も内側にある層です。
この基底層には3つの役割があります。

①細胞分裂で新しい細胞を生み出す
※表皮の元となる重要なもの(角化細胞=ケラチノサイト)

②基底膜で真皮へのダメージを守る
※紫外線や刺激など

③メラノサイトがメラニン色素を放出し、真皮に紫外線が届かないようにブロックする

基底層より下は、大切な細胞が多く存在しています。基底層が壁になることで、さらに体内の大切な細胞を守ってくれているのです♪

基底層の細胞分裂によって作られた細胞が、基底層⇒有棘層⇒顆粒層⇒角質層へと押し上げられていきます。

有棘層(ゆうきょくそう)

有棘層は、基底層で作られた角化細胞が押し上げられてできた層になります。
また、表皮の中で一番厚い層になります。

有棘層にはリンパ液が流れており、老廃物を流し皮膚に栄養を運んできます。
この層には、知覚神経もあり、痛みや熱を感じる役割も担っています。

有棘層には「ランゲルハンス細胞」という免疫細胞があり、体内に入ってきた物質が異物なのかそうではないのかを判別し、異物と判別した場合は体外に排除します。
その時に現れるのが「アレルギー反応」なのです!

使ってみた化粧品が肌に合わなかったりするのは、この有棘層の反応であることも多いです。

顆粒層(かりゅうそう)

顆粒層も外部刺激から皮膚を守る働きをしています。

顆粒層の中には。ゼリー状のタンパク質で出来た、ケラトヒアリン顆粒という成分があります。
その成分が、紫外線を屈折させ、お肌の奥へ入ってしまうのを防いでいます。

また、顆粒層では皮膚の保湿成分や細胞間脂質などが作られています。

顆粒層は、肌のバリアと潤いの両方役割を担っているのです!

角質層(かくしつそう)

基底層で作られた細胞は、角質層で垢となって剥がれ落ちます。

角質層は死んだ細胞と言われることがあるのですが、外的刺激から皮膚を守るバリアの役割を果たしており、絶えず外的刺激から皮膚を守ってくれています。

バリアの役割を果たしているのは、角質層をつくっている角質細胞と角質細胞間脂質なのですが、この細胞が規則正しく並ぶことにより正常なバリア機能を果たします。
角質細胞をレンガに例えると、角質細胞間脂質はその隙間を接着するセメントのような役割をしています。

また、角質層の表面には、汗腺から分泌される汗と皮脂腺から分泌される皮脂が混ざった「皮脂膜(ひしまく)」ができるので、天然の保湿クリームとして、私たちの肌を保護してくれるのです。

この様に、角質層のおかげで紫外線や刺激などから私たちの肌は守られています。
また、ウイルスや異物が体内に侵入しないのも、お風呂や海で泳いでも体内に水が入ってこないのも角質層のおかげなのです。

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