毎日のメイクを落とすための洗顔。
洗い残しのないようにという理由で効果的とされているのが、『ダブル洗顔』ですよね。
あなたはダブル洗顔、必要派?or不要派?
ダブル洗顔にはメリットもデメリットもあると言われています。
そこで今回は、『ダブル洗顔』に焦点を当て、必要派・不要派それぞれの主張についてご紹介します!
目次
ダブル洗顔は必要or不要

ダブル洗顔とは、『クレンジング+洗顔』で2回顔を洗うことを言います。
日本で売られている一般的なクレンジング料は、古い角質を落とす機能が基本的にはありません。そのためクレンジング後の洗顔が必要になるため、ダブル洗顔をしている女性が多いということです。
ダブル洗顔必要派
■不要な汚れを落とすのに必要
化粧品の多くは油分です。油は水をはじきますよね。洗顔料の多くは油を弾いてしまうため、特に厚めのメイクであれば、完全には落としきることができません。
不要な汚れが肌表面に残ってしまうと、肌の生まれ変わりであるターンオーバーの周期を乱す原因となってしまいます。
ターンオーバーの周期が乱れると、古い細胞から新しい良質な細胞に生まれ変わることができず、肌トラブルを起こしても、改善する肌環境が整っていない状態となってしまいます。
その結果…
- ニキビ
- シミ
- シワ
- たるみ
- 毛穴トラブル
など、女性にとって大敵である様々な肌トラブルが悪化してしまうということです。
■洗浄力の強い洗顔料の使用を避けるために必要
一度でメイクの油汚れを落とそうと思うと、どうしても洗浄力の強い洗顔料を使用しがちです。
洗浄力の強い洗顔料には、界面活性剤が多く含まれています。
界面活性剤とは、本来混じり合わないものを混ぜるという働きをします。
メイクの油と水を混ぜ合わせる役割をしているということですね!
しかし界面活性剤は成分が強ければ強いほど、それだけ肌にストレスを与えてしまいます。
つまり強い洗浄力のある洗顔料は、それだけ肌に強い刺激を与えてしまうということです。
また肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうことで、乾燥を引き起こす原因ともなります。
■クレンジング料の油分を落とすために必要
クレンジング料は油分ですから、水分を弾いてしまいます。
そのためクレンジング料の油が肌表面に残ってしまうため、洗顔料で洗い流す必要があるということです。
ダブル洗顔不要派
■肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうため不要
クレンジング+洗顔により、必要な皮脂まで洗い流してしまうと、肌は無防備状態に!
外からの刺激や乾燥から肌を守ることができなくなります。
その結果、ターンオーバーの周期は乱れ、肌トラブルの原因となってしまいます。
また無防備状態から肌を守るため、皮脂が過剰分泌し、ニキビの悪化やオイリー肌の原因にも繋がります。
■肌への摩擦が増え、ダメージを与えてしまうため不要
洗顔時間が長くなるということは、それだけ肌への摩擦時間も長くなるということ!
強い摩擦は、肌のバリア機能を低下させ、ダメージを与える原因となってしまいます。
ダブル洗顔をした時の肌の状態とは?
ダブル洗顔を行った肌と、行っていない肌では、洗い上がりの肌状態に差が生じます。
ダブル洗顔を行った肌 | ダブル洗顔を行っていない肌 | |
必要な水分の蒸発 | 多い | 少ない |
メイク汚れの残り | 少ない | 多い |
化粧水の浸透力 | 良い | 悪い |
ツッパリ感 | 強い | 弱い |
結局どっちが正しいの?

ここまでそれぞれにメリット、デメリットがあることがわかりました。
ダブル洗顔は行っても、行わなくても、ある程度肌にはダメージが与えられるということです。
大切なのは、肌状態やメイク方法で使い分けるということ!
ダブル洗顔が必要なケース
- メイク後の夜の洗顔
- 日焼け止めクリーム使用後の洗顔
メイクも日焼け止めクリームも油分!
油分のあるものを使用した場合は、ダブル洗顔で油分を取り除きましょう。
その際、肌荒れがないか確認し、クレンジング料は肌に優しい成分のものを使用するのがオススメです。
- ミルクタイプ
- クリームタイプ
- ジェルタイプ
これらは比較的肌に優しい成分でできています。
また洗顔時はしっかり泡立てて、強い摩擦を加えないよう、優しく丁寧に洗うようにしましょう。
ダブル洗顔が不要なケース
・朝の洗顔
・メイクをしていない夜の洗顔
・敏感肌や肌荒れがある肌状態
敏感肌やすでに肌荒れがある状態でダブル洗顔をすると、肌には強い刺激!
肌トラブルが悪化してしまう危険性があります。
- お湯でオフタイプの化粧品
- クレンジングと洗顔料一体化のもの
など、肌への負担を最小限にするものの使用をオススメします。
まとめ
ダブル洗顔には賛否両論、さまざまな意見があります。
互いに根拠があり、どちらが正しいということではありません。
ただ必要なケースと不要なケースがあるということは事実!
洗顔の仕方でも、デメリットを軽減することは可能です。
あなたもそれぞれのケースに合わせた洗顔方法を検討し、肌トラブルのない美しい肌を手に入れてみてはいかがでしょうか!
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