線維芽細胞が衰えると老化がすすむ?活性化させる方法とは

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肌のハリや弾力をつかさどるのが「線維芽細胞」と呼ばれる肌にある細胞です。なんだかちょっと小難しい名前なので、ピン!とこない方も多いでしょう。

しかし、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなら、わかる方も多いですよね。線維芽細胞はこれらを構成している成分を生み出す役割をしている細胞なんです!

肌の衰えにも深く関係している線維芽細胞を活性化することは、エイジングケアにもつながります。

今回は、そんな線維芽細胞の役割と線維芽細胞を活性化することで、肌の若々しさを取り戻す方法についてご紹介します。

線維芽細胞って何?

疑問を持つ女性

肌は表皮、真皮、皮下組織と三層からできています。この中で真皮に線維芽細胞は存在しています。

線維芽細胞は組織と組織を結合するための細胞で、真皮層にはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などがあり、これらの肌のハリや弾力成分を結合することで若々しい肌を維持しているため、とても大切な細胞なんです。

さらに、線維芽細胞は肌以外にも、骨や心臓などにも存在しています。よって、線維芽細胞を活性化すれば、肌だけではなく全身が若々しくなることも可能になるとも言われています!

全身に存在する

全身に存在する線維芽細胞は、結合組織の一種です。
人の体は、「節」と「節」がつながることで、様々な動きができていますよね。その様々な動きをさせるためには、線維芽細胞がなくてはならないもの!

動きをスムーズにするための骨や脂肪、皮膚に線維芽細胞があることで初めて、人は動くことができるのです。

年齢を重ねると、節々が痛くなるのも、肌にたるみやシワができるのも、老化や肌ストレスなどによって線維芽細胞の働きが低下することから起きている、とも考えられます。

皮膚の中での働き

線維芽細胞は皮膚の中の真皮にあり、肌のハリや弾力の元となるコラーゲンエラスチンヒアルロン酸などを生み出しています。

若いうちは、パン!としたハリのある肌をキープできます。それも線維芽細胞がコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを順調に生み出しているため!
年齢を重ねると、線維芽細胞が衰え、肌のハリ成分を生み出す力も低下していくようになります。

再生医療にも使われる

線維芽細胞の働きにいち早く着目したのが美容再生医療です。線維芽細胞を再生利用することで肌のハリや弾力が再生できることを利用しているのが美容再生医療。

顔以外の部位から線維芽細胞を取り出して、培養し顔の皮膚に戻す、という手法が行われています。

近年では、海外においては歯科治療や尿失禁治療にも試みがなされています。
全身にある線維芽細胞の働きを病気の治療に使えないか、という研究も行われています。話題となったips細胞との関わりも深いのではないかとも考えられています。

線維芽細胞が与える肌への影響

肌が綺麗な女性

肌の真皮に存在する線維芽細胞は、肌にどのような影響を与えているのでしょうか。

線維芽細胞は若さやハリを維持するためになくてはならないもの。具体的にはどのような影響を与えているのでしょうか。

美肌成分をつくりだす

水分を除いた真皮の約70%はコラーゲンが占めています。
コラーゲンをつなげているのがエラスチンです。どちらも、繊維で、この2つの骨組みの間を埋めているのがヒアルロン酸などのゼリー状の物質です。

これら、コラーゲン、ヒアルロン酸など真皮を構成している成分を生み出しているのが線維芽細胞です。

つまり、「美肌成分」と一般的に言われる3つを生み出しているのが線維芽細胞、ということになるわけです。

女性ホルモンを増やす

年齢を重ね30代後半から徐々に減少し閉経を迎えるとほとんど分泌されることがなくなるのが女性ホルモンのエストロゲンです。エストロゲンは女性の美を生み出すホルモンなので、美ホルモンとも呼ばれています。

30代半ばを過ぎると減少してしまうエストロゲンを線維芽細胞は生み出す働きもすることがわかっています。

女性にも男性ホルモンであるアンドロゲンはあります。そのアンドロゲンをエストロゲンに変える酵素である「アロマターゼ」という物質を線維芽細胞は生み出します。
エストロゲンは子宮で分泌されていますが、30代半ばを過ぎるころから、皮膚でエストロゲンが増加することがわかっています。

子宮も30代半ばを過ぎると働きが低下するため、察知した身体がエストロゲンが極端に急激に減少しないように、線維芽細胞が肌でアロマターゼの分泌を増やす、と考えられています。

傷ついた細胞を回復させる

線維芽細胞は、万能ともいえる細胞で、傷ついた細胞を回復させる力もあります。
肌がダメージによって傷ついたり、刺激を受けると、線維芽細胞は傷ついた組織を修復するように大量のコラーゲンを生成します。

この力は線維芽細胞増殖因子(FGF)が深く関与している、と考えられています。

ニキビや傷、やけどなど肌にダメージが起きた後でかさぶたになったり肌が盛り上がり、修復されるのは線維芽細胞による修復力です。

線維芽細胞を活性化に必要な5つの成分と一つの方法とは

レモンと女性

このように、線維芽細胞は肌のハリ、弾力、若々しさに非常に大きな影響を与えていることがわかります。

線維芽細胞が老化すると、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを生み出す力も低下し、肌老化が進んでしまいます。それによって、シワやたるみが加速してしまいます。

しっかりとしたハリや弾力をキープするためには、日頃から線維芽細胞を元気にするケアを行っていきたいですよね。

5つの線維芽細胞を活性化する成分をみていきましょう。

コラーゲン

線維芽細胞が生み出すコラーゲンは保湿成分としてスキンケアアイテムにもよく配合されています。
が、残念なことに化粧品として配合される場合は、真皮までは到達しません。

そのため、コラーゲンを摂って線維芽細胞を活性化させるためには、経口摂取のほうがよいでしょう。

コラーゲンは経口摂取をしても意味がない、など言われてきましたが、近年ではコラーゲンを経口摂取することで、線維芽細胞の増殖に関与しているのではないか、と考えられています。

特に、コラーゲンを人の体に吸収しやすい形にしたコラーゲンペプチドは骨や髪の毛の健康に対する効果も注目されています。コラーゲンペプチドを摂ったことで肌の弾力アップやシワ、たるみの改善効果なども注目されているのでおすすめです!

FGF

FGFは線維芽細胞をケアする成分です。
美容整形などでは、FGF注射によって線維芽細胞を活性化する方法も取り入れられています。

FGFは注射でも経口摂取でも、どちらでも血管をめぐり線維芽細胞を活性化することが確認できています。

一般的に、FGF配合の化粧品はありますが、サプリメント類は種類がありません。FGFを摂り入れるのであれば、美容液などで補ってあげましょう。

ビタミンC

ビタミンCは線維芽細胞が活発に働く手助けをします。
肌に塗る場合には、ビタミンCをそのまま化粧水や美容液などで塗ってもすぐに壊れてしまい、真皮にまで届かないので、ビタミンC誘導体配合のものを使い、線維芽細胞のサポートを行いましょう。

レチノール

レチノールはビタミンAの一種で、もともと人間の体内に存在します。
線維芽細胞に働きかけ、真皮のコラーゲンを増やす作用があります。ビタミンC誘導体、レチノールは、線維芽細胞に働きかけ真皮全体を活性化する成分です。

イソフラボン

イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きがあることから「植物性エストロゲン」と呼ばれることもあります。

大豆に多く含まれることでも有名ですよね。

イソフラボンによって、女性ホルモンであるエストロゲンが活性化すると、線維芽細胞にも働きかけられます。それによって、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの合成が活性化するのです。

また、イソフラボン自身にも真皮層のコラーゲンの代謝活性を向上させ、肌のハリをアップさせる作用があります。

美顔器で活性化させる

家庭用美顔器や、クリニックで使われる美顔器でも線維芽細胞は活性化できます。
美顔器の照射方法であるによって線維芽細胞の活性化を利用しているのです。

フラクショナルレーザーサーマクールを照射し、あえて肌にダメージを与えピンポイントで修復作業を行うために活性化し増加する力を利用した方法です。

活性化した線維芽細胞によって、照射箇所は、通常よりもコラーゲンやヒアルロン酸を大量に生成させます。

レチノール、ビタミンC誘導体配合の化粧水や美容液を使いながら、美顔器も併用すれば、線維芽細胞は、どんどん活性化されていくでしょう。

まとめ

線維芽細胞が肌のハリや弾力に大きく関係していることがわかりました。
健康維持のためにも線維芽細胞は非常に大切な細胞でもありますね。

肌の真皮にあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンの生成をする重要な細胞です。紫外線などで、肌にある線維芽細胞を減らさないように、ケアしていくことが大切です。

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